書籍

子どもに教える楽典 音楽之友社 2021年

月刊「ムジカノーヴァ」の別冊ムック本。2020年12月号に寄稿した「これだけは押さえておきたい楽典用語30」が所収されています。レッスンでご活用いただけます。

訳書「パデレフスキ自伝」(上下) ハンナ 2016年

訳書、一部加筆

 2013年から2014年まで月刊「ショパン」に連載していた「新訳パデレフスキ自伝」の全訳本です。連載時には掲載しきれなかった数々のエピソードがお楽しみいただけます。
原書では触れられていない第一次世界大戦後の後半生については、第20章「パデレフスキの生涯」を新たに書き下ろしました。

 パデレフスキがピアニストとして世界的な名声を得るまでの道のり、指の不調とスランプに苦しんだ絶頂期、そして政治家への転身。パデレフスキへのインタビューによって、激動の半生が詳細に語られます。世界をまわったパデレフスキの目を通して、当時の音楽界の様子を窺うこともできます。

上巻1900円、下巻1500円。全国の書店、楽器店でお取扱中です。

原書 Ignace Jan Paderewski and Mary Lawton 1938 “The Paderewski Memoirs”, New York: Charles Scribner’s Sons

共著 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ、メアリー・ロートン
翻訳 湯浅 玲子
出版社 株式会社ハンナ

上巻 ‐ 331ページ、A5版
第1章 少年時代
第2章 ワルシャワの学生時代
第3章 ベルリンと音楽界
第4章 ウィーン レシェティツキとルービンシュタイン
第5章 早すぎた成功
第6章 パリとオランダ晩餐旅行
第7章 ロンドンとベルリンの謎
第8章 ロンドンの思い出
第9章 アメリカ

下巻 ‐ 276ページ、A5版
第10章 聴衆と政治的な迂回
第11章 2度目のアメリカ訪問
第12章 幕間の作曲家
第13章 ロシア演奏旅行
第14章 スイスの家
第15章 最速で上り詰めた頂点
第16章 オーストラリアとニュージーランド
第17章 ピアノへの嫌悪感
第18章 悲しい出来事
第19章 祭りの日
第20章 (補遺章) パデレフスキの生涯 

レッスンしましょ 音楽之友社 2013年


 月刊「ムジカノーヴァ」で長期連載されていた「レッスンしましょ!」の抜粋版です。

4期別に4,5曲ずつ、譜例つきで掲載されています。
MOOK本の発売にあたり、4期別に演奏と指導ポイントを執筆しました。

クラシック作曲家ファイル ドレミ楽譜出版社 2011年

校閲を担当しました。
中島さんは作曲活動のほか、編曲作品も数多く出版されています。
前著『スコア・リーディングを始める前に』は、教科書としても利用されています。
この書籍は、有名作曲家を110人ピックアップし、生い立ちや生涯、主要作品などを紹介するほか、随所に音楽史・音楽理論・音楽に関係する用語の解説が載せられています。時代順に載せられているので、音楽史の補助的な教材としても利用しやすいでしょう。
 また、ハチャトゥリヤンの孫弟子でもある中島さんは、当然ロシアの音楽に造詣が深く、この地方の作曲家の記述には一段と熱いものを感じます。表紙は中島さんの作品がデザインされています。

至福のクラシック 一個人編集部 2011年

 2008年に出版された「一個人」の特集「至福のクラシック」が単行本として出版されました。
「ウィーンフィルVSベルリンフィル」の資料提供をしています。

ピアノの秘密 立風書房 2003年

共著本。各章の項目とコラムを執筆しました。
■第1章 鍵盤を彩った大作曲家たち
歴史を変えた名曲
■第2章 ピアニストはこんなことをしている!
超絶技巧の真髄
■第3章 やっぱり名曲のここが聴きたい!
弾きどころは聴きどころ
■第4章 ピアノは何でも表現できる! 
名曲が描く情景
■第5章 ピアノがますます面白くなる“迷曲”  
秘密のレパートリー事典

モーツァルトアリア集 ドレミ楽譜出版社 2001年

巻頭の解説を執筆しました。

女性作曲家列伝 平凡社 1999年


巻末に掲載されている各作曲家の作品表を作成しました。.